【コピペOK】プライバシーポリシーと免責事項のテンプレートを解説
とお悩みではありませんか?
この記事を見れば、「Googleアドセンス・Googleアナリティクス・Amazonアソシエイト・お問い合わせフォーム・その他主要なASP」に対応した、プライバシーポリシーのページをコピペで簡単に作れるようになります。
- プライバシーポリシー・免責事項とは?
- プライバシーポリシーの必須項目
- 各サービス別プライバシーポリシーのポイント
- 【コピペOK】プライバシーポリシーのテンプレート
- 【WordPress】プライバシーポリシーの設定方法
この記事を書いている筆者ENOは、ブログ歴5年です。Webライターとしても活動しており、通算納品実績は1,500本を超えました。
ブログにプライバシーポリシーのページをまだ設定していない方は、ぜひ最後までご覧ください。
プライバシーポリシー・免責事項とは?
まずは「プライバシーポリシー」と「免責事項」について、簡単に解説します。
- プライバシーポリシー
- 免責事項
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーとは、「個人情報の取り扱い方針を記述した文章」のことです。
実はコメント欄や問い合わせフォームを設置している場合、個人ブログでも記載が必要になるため注意しなければいけません。
- 名前(ハンドルネーム)
- 生年月日
- 顔写真
- メールアドレス
- 住所
- 使用している端末
取得した個人情報を保護して利用目的以外に使用しない旨を明記しておく必要があります。
免責事項
免責事項とは、「損害賠償の責任を免除するため、責任範囲をサイト運営者が定めた文章」のことです。
特にブログでGoogleアドセンスや、アフィリエイト広告を掲載している場合は注意が必要。
残念ながら全ての人を満足させる商品やサービスはこの世に一つも存在しません……
もしあなたのブログで商品やサービスを紹介する場合、プライバシーポリシーのページに、「商品やサービスの購入はユーザーの自己責任」という文言は必須となります。
読者とのトラブルを未然に防止するためにも、プライバシーポリシーと免責事項は必ず掲載すべきです。
プライバシーポリシーはなぜ必要なのか?
プライバシーポリシーのページは、個人情報の利用目的を読者へ伝えるために必要です。
なぜなら本来であれば個人情報を取得するたびに本人へ利用目的を通知する義務が発生しますが、プライバシーポリシーで公表することによってその必要がなくなるから。
仮にアフィリエイト広告によって収益化していなくても、コメント欄や問い合わせフォームから名前やメールアドレス等の個人情報を取得しているケースは非常に多いです。
まだ収益化していないブログであっても、本格的にブログ運営をするなら必ずプライバシーポリシーを掲載しておく必要があります!!
プライバシーポリシーの必須項目
ここからはプライバシーポリシーの必須項目に関して、以下の通り順番に解説します。
- 必須項目①|個人情報の取り扱いについて
- 必須項目②|Cookie(クッキー)の使用
- 必須項目③|免責事項
- 必須項目④|著作権・肖像権
- 必須項目⑤|リンク・引用
- 必須項目⑥|お問い合わせフォーム・コメント欄
必須項目①|個人情報の取り扱いについて
もしあなたのブログでアフィリエイト広告を掲載している場合、「個人情報の取り扱い」について掲載しなければいけません。
なぜならブログを通じて個人情報を取得する際は、ユーザーに対して利用用途を公表しなければいけないから。
各ユーザーに個別で通知することは現実的に難しいため、「プライバシーポリシーのページ」で公表するのがおすすめ!!
必須項目②|Cookie(クッキー)の使用
Cookieとは、「ユーザーがブログに訪問してきた際の情報をブラウザに保存する仕組み」のこと。
Cookieの情報は、広告配信やアクセス解析に使用されることが多い。
ブログのプライバシーポリシーには、以下の通り「Cookieの取り扱い」の記載が必要です。
- Cookieを利用していること
- 広告配信やアクセス解析にCookieを利用していること
- ユーザー自身でCookieの無効を選択できること
必須項目③|免責事項
ブログ運営をしている場合、免責事項をプライバシーポリシーのページに記載しているケースが多いです。
特にブログで商品やサービスを紹介している場合、「購入の判断はユーザーの自己責任」と明記しておくことが重要です。
必須項目④|著作権・肖像権
あなたのブログに掲載している「文章・画像の権利」を守るためにも、著作権や肖像権に関する記載もしておくのがおすすめです。
全てのコピーや無断転載を防止するのは難しいですが、少しでもトラブルを回避するためにも「著作権・肖像権の記載」が必要。
- ブログ内に掲載している画像や文章の無断転載の禁止
- 著作権を侵害した場合はすぐに対処する
著作権や肖像権に関する記載は、「ブログのプライバシーポリシーのページ」に掲載することが多いです。
必須項目⑤|リンク・引用
「リンク・引用」に関しては、ブログの被リンクを増やすためにも、以下のような内容を盛り込んでおくのがおすすめです。
- 「リンクフリー」であることを明記する
- 引用出典のお願い
- iframe(インラインフレーム)の禁止
Webページに四角の領域を設定して、その領域内に別ページのURLを読み込んで表示すること。
必須項目⑥|お問い合わせフォーム・コメント欄
ブログでお問い合わせフォームやコメント欄を公開している場合、個人情報の利用目的と保護を明記しておく必要があります。
「お問い合わせフォーム・コメント欄」に関しては、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ブログにコメントする際にIPアドレスを取得している
- 取得したIPアドレスは、スパムや荒らし対応以外には使用しないこと
- (コメント承認制の場合)コメント欄を承認制にする際はその旨を記載
【各サービス別】プライバシーポリシーのポイント
ここからはブログ運営をする上で主要なサービスを利用する場合、プライバシーポリシーのポイントに関して解説します。
- Googleアナリティクス編
- Googleアドセンス編
- Amazonアソシエイト編
- その他ASP(楽天・A8.net・バリューコマース・もしもアフィリエイト・afb・アクセストレード)
Googleアナリティクス編
あなたのブログで「Googleアナリティクス」を使ってアクセス解析をしている場合、以下の記載が必要です。
- 「プライバシーポリシー」のページを用意する
- 「Googleアナリティクスを利用している旨」を記載
- 「Cookieを使用していること」を明記
- 「Googleアナリティクスでユーザーデータを収集&処理される仕組み」を明示
Googleアドセンス編
あなたのブログでGoogleアドセンスの広告を掲載している場合、以下の記載が必要です。
- Cookieを使用して読者の検索履歴を基に最適な広告を配信していること
- 広告設定でパーソナライズ広告を読者自身で無効化できること
- Cookieによる情報収集を無効化できること
ユーザーの過去の検索履歴やユーザー情報など、収集したデータに基づいて自動で配信される広告のこと。
Amazonアソシエイト編
あなたのブログでAmazonアフィリエイトを利用している場合、「Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています」と明記することが必要。
その他ASP(楽天・A8.net・バリューコマース・もしもアフィリエイト・afb・アクセストレード)
あなたのブログで以下の主要なASPの広告を掲載している場合、プライバシーポリシーへの記載は不要です。
- 楽天アフィリエイト
- A8.net
- バリューコマース
- もしもアフィリエイト
- afb(アフィビー)
- アクセストレード
※2023年06月18日時点の情報
【コピペOK】プライバシーポリシーのテンプレート
ここからは、「コピペOKのプライバシーポリシーのテンプレート」をご紹介します。
※以下のテンプレートをコピペする際は、「赤字の箇所」を適宜あなたのブログにマッチする情報に修正してご利用ください!!
制定日 :〇〇年〇〇月〇〇日
最終改訂日:〇〇年〇〇月〇〇日
代表者名 :〇〇(運営者名)
本プライバシーポリシーは、ブログ名(ブログURL)(以下、「当サイト」とします。)の各種サービス(当サイトによる情報提供、各種お問合せの受付等)において、当サイトの訪問者(以下、「訪問者」とします。)の個人情報もしくはそれに準ずる情報を取り扱う際に、当サイトが遵守する方針を示したものです。
当サイトで掲載している画像の著作権や肖像権等は、各権利所有者に帰属します。
万が一問題がある場合は、お問い合わせ(問い合わせページURL)よりご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。
基本方針
当サイトは、個人情報の重要性を認識し、個人情報を保護することが社会的責務であると考え、個人情報に関する法令を遵守し、当サイトで取扱う個人情報の取得、利用、管理を適正に行います。
当サイトで収集した情報は、利用目的の範囲内で適切に取り扱います。
適用範囲
本プライバシーポリシーは、当サイトにおいてのみ適用されます。
個人情報の取得と利用目的
当サイトで取得する訪問者の個人情報と利用目的、保存期間等は下記の通りです。
コメントを残した際に個人情報を取得します
当サイトでは、訪問者が当サイトにコメントを残した際に、以下の個人情報を取得します。
- コメントフォームに表示されている名前(ハンドルネーム)
- コメントフォームに表示されているメールアドレス
- コメントフォームに表示されているコメント内容
- IPアドレス
- ブラウザユーザーエージェント文字列
ブラウザユーザーエージェント文字列とは、「どのブラウザからこのサイトにたどり着いたか」を表すものです。
たとえば、「Firefoxからたどり着いたのか」「Google Chromeからたどり着いたのか」を識別することができます。
これにより次回コメントを残す際に、「名前」や「メールアドレス」が自動的に表示されるため、それらを再入力する手間を省くことができます。
また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。
全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。
加えて、次に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
- 当サイトからのご連絡や業務のご案内やご質問に対する回答
- ご注文いただいた商品を発送する場合
- 禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
- その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
- 特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの
(コメント欄)利用目的について
荒し対策やスパム検出に役立てるためと、訪問者の利便性のためです。
また、当サイト内で「訪問者からこのようなコメントがありました」と紹介させていただく場合もあります。
コメントが当サイトの管理人に承認されると、プロフィール画像がコメントとともに一般公開されます。
(コメント欄)保存期間について
当サイトに残されたコメントは、コメントとそのメタデータを3年間保存します。
訪問者は個人情報をブラウザに保存するか選択することが出来ます。
訪問者は当サイトにコメントを残す際に、お名前、メールアドレス、お持ちのサイト情報(任意)を ブラウザに保存するかどうかを選択できます。
(コメント欄)当サイトがコメントに対してできることについて
訪問者が当サイトにコメントを残したことがある場合は、当サイトの管理人は、当サイトが保存する訪問者についての個人情報(提供したすべての情報を含む)をエクスポートファイルとして訪問者が「受け取りたい」というリクエストに応えることが出来ます。
その際、訪問者のメールアドレスに確認のメールが送られます。
また、訪問者から訪問者本人の個人情報を「消去してほしい」というリクエストにも応えることが出来ます。
これには、管理や法律、セキュリティ目的のために保持する義務がある情報は含まれません。
また消去する際も、訪問者のメールアドレスに確認のメールが送られます。
お問い合せされた個人情報を取得します
当サイトではお問い合わせフォーム(お問い合わせページURL)を設けています。
訪問者がそのお問い合わせフォームから問い合わせをされた際に入力された、以下の個人情報を取得します。
- お問い合わせフォームに入力された名前(ハンドルネーム)
- お問い合わせフォームに入力されたメールアドレス
- お問い合わせフォームに入力されたお問合せ内容
(お問い合わせフォーム)利用目的について
お問い合わせ対応をするためと、訪問者の管理のためです。
訪問者からのお問い合わせ情報を保存しておくことによって、同じ訪問者が別のお問い合わせをした際に、過去の問い合わせ内容を踏まえた対応をすることが出来、より的確な対応をすることが出来ます。
また、当サイト内で「このようなお問合せがありました」と紹介させていただく場合もあります。
(お問い合わせフォーム)保存期間について
お問い合わせフォームに入力された個人情報は、3年間保存します。
(お問い合わせフォーム)個人情報取得の同意について
当サイトでは、お問い合わせフォーム(お問い合わせページURL)からお問い合わせをする前に、当プライバシーポリシーをご一読いただくよう案内しています。
お問い合わせをされた時点で、その訪問者は当プライバシーポリシーに同意されたとみなします。
当サイトに掲載されている広告について
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net、Amazonアソシエイト、適宜あなたのブログのサービスを追加)を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie(クッキー)』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。
Amazonのアソシエイトとして、〇〇(ブログ運営者名)は適格販売により収入を得ています。
当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちらをご覧ください。
リンク・転載について
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必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。
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当サイトを利用する場合は、自己責任で行う必要があります。
当サイトで掲載している画像の著作権や肖像権等について
当サイトで掲載している文章や画像などについて、無断転載を禁止します。
プライバシーポリシー・免責事項の変更について
当サイトは、個人情報に関して適用される日本の法令を遵守するとともに、本プライバシーポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。
修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。
ENOライティング・プライバシーポリシー免責事項
【WordPress】プライバシーポリシーページの設定方法
プライバシーポリシーは、「WordPressの固定ページ」で作成するケースが多いです。
作成したプライバシーポリシーのページは、「ブログのフッター」など誰でもすぐに閲覧できる場所に設置しておくのがおすすめ。
それでは「WordPressの固定ページでプライバシーポリシーを作る方法」について、詳しく解説します。
- STEP①|固定ページを作成
- STEP②|パーマリンクの設定
- STEP③|テンプレートをコピペ&編集
- STEP④|「noindex」の設定
- STEP⑤|ブログに設置
「固定ページ」、「新規追加」をクリック。
パーマリンク(URL スラッグ)は、「privacy-policy」と設定。
上記で紹介した「プライバシーポリシーのテンプレート」を本文に貼り付け、赤字の部分をあなたのブログにマッチする情報に編集してください。
プライバシーポリシーページがGoogleなどの検索エンジンにインデックスされないように設定しましょう。
※各WordPressテーマや利用しているプラグインによってやり方が異なるため、必ずあなたご自身で調べて対応してください。
筆者ENOとしては、誰でもすぐに閲覧できるように、「ブログのフッター」にプライバシーポリシーのページを設定しておくのがおすすめです。
WordPressの管理画面から「外観」→「メニュー」をクリックし、フッターメニューを新規で作成します。
※既にフッターメニューを作成済の場合は、既存のものを活用すればOK。
左側のメニュー項目を追加のすべて表示から、「プライバシーポリシー」を選択して「メニューに追加」をクリック。
最後に「メニューを保存」をクリックすれば、プライバシーポリシーの設置は完了。
まとめ
この記事では、「ブログ運営の主要サービスに対応したプライバシーポリシーのページの作り方」について解説しました。
簡単におさらいしておきましょう。
- 個人情報の取り扱いについて
- Cookieの使用について
- 免責事項について
- 著作権・肖像権について
- リンク・引用について
- コメント欄・問い合わせフォームについて
ブログにアフィリエイト広告を掲載していなくても、コメント欄や問い合わせフォームを公開している場合は、「プライバシーポリシーページ」の設定が必要です。
まだプライバシーポリシーページの設定をしていない方は、まずは「WordPressの固定ページにテンプレートをコピペすること」から始めてみてはいかがでしょうか?