ブログのリード文で本文を読ませろ!!初心者向けテンプレートも公開
とお悩みではありませんか?
この記事では、「リード文の書き方のポイント」や「初心者向けのテンプレート」をわかりやすく解説しているので、ブログのリード文をスムーズに作れるようになります。
- リード文を書く目的
- リード文を書くベストタイミングとおすすめの文字数
- リード文の書き方のポイント
- リード文のテンレプート
この記事を書いている筆者ENOは、ブログ歴5年です。Webライターとしても活動しており、通算納品実績は1,500本を超えました。
「リード文って、どうも苦手なんだよな〜……」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!!
ブログのリード文とは?
ブログのリード文とは、「記事の冒頭に書かれた文章」のことです。
具体的には「ブログタイトルの下」や、「目次の前」に書かれていることが多いですね。
- 読者の悩み
- 記事の概要
- 読んだ後に得られるベネフィット(利益)
プロブロガーやWebライターの中には、「リード文の出来がコンテンツの9割を決定する」と言う人までいるため、ブログの核となる文章です!!
リード文と見出しの違い
リード文と見出しの違いを簡単に解説します。
- Webの場合だと「タイトルのすぐ下」や、「目次の前」に書かれている文章のこと
- 各記事の概要や、読んだ後に得られるベネフィットをコンパクトにまとめている
- 興味付けを行って、読者を本文へ誘導するのがリード文の主な目的
- 各章ごとに設定されているタイトルのこと
- Webの場合は、「h2〜h4タグ」で設定されることが多い
- わかりやすくてシンプルな文章を心掛け、「どんな内容が書いてあるのか?」を読者にイメージさせるのが目的
- 見出しを並べることによって、「本の目次」ができるように作るのがポイント
「リード文は読者に本文を読ませるもの」、「見出しは各章の内容を読者に伝えるもの」とイメージしておけばOK!!
ブログのリード文の目的
ブログのリード文の主な目的を順番に紹介します。
- 目的①|ブログの本文を読んでもらう
- 目的②|ユーザーの滞在時間を伸ばしてSEO効果アップ
- 目的③|競合ライバルとの差別化
目的①|ブログの本文を読んでもらう
リード文の最大の目的は、「読者にブログの本文を読んでもらう」ことです。
なぜなら読者は、「タイトル・アイキャッチ画像・冒頭のリード文」を基にして、本文を読むかどうかをジャッジしているから。
たとえばほとんどのユーザーはGoogleのキーワード検索からブログへやってくることが多く、「何かしらの情報」を求めている可能性が非常に高いです。
つまり「読者が求めている情報」と「ブログ記事の内容」がうまくマッチしていれば、読者はどんどん本文を読み進めてくれます。
記事を全て読む読者は少ないですが、「リード文」はほぼ全員が目にするので超大事!!
目的②|ユーザーの滞在時間を伸ばしてSEO効果アップ
ブログのリード文には、「検索ユーザーの滞在時間を伸ばす」という目的もあります。
なぜならリード文を読むことによって、「コレって自分のことじゃんっ!!」と思わせることができれば、読者は本文を読んでくれるから。
たとえばリード文を書かずにいきなり本文を書き始めると、「この記事には知りたい情報が書いてないかも……」と不安になって別サイトへ離脱するリスクがあります。
リード文を通して「読者の検索意図」と「記事の内容」がうまくマッチングすれば、大きなSEO効果が期待できます!!
目的③|競合ライバルとの差別化
意外にもリード文には、「競合ライバルとの差別化」をする目的があります。
なぜなら「リード文の重要性」を理解してない人があまりにも多すぎるから。
たとえばSEOという言葉が一般的に認知されてきたように、「ブログ本文の質」に力を入れるのはもはや当たり前の時代。
ただしどんなに質の高い記事を書いたとしても、そもそも本文を読んでもらえなければ意味がありません……
本文はしっかり書けているのに、残念ながらリード文が適当なブロガーやライターが非常に多いです。
「本文を書いた後」がリード文を作るベストタイミング
リード文を作るなら、「本文を書いた直後」がベストタイミングです。
なぜならリード文には、「記事の概要」を書く必要があるから。
つまり本文を書き始める前にリード文を書こうとすると、「まだ書いていない本文の概要」をイメージだけで作成するため、超難しいわけです(笑)
実はライティング初心者ほど、本文を書いた直後にリード文を作成するだけで、スムーズに書けます。
リード文は記事の冒頭に設置しますが、「本文を書いた直後」に作成するのが最大のポイント!!
リード文の最適な文字数は?
リード文を書く際は、「300〜500文字」を一つの目安にするのがおすすめです。
なぜなら「読者の悩み・記事の概要・ベネフィット」をシンプルに書くと、300〜500おじ程度に収まるケースが多いから。
もちろんあくまでも目安であり、各SEOキーワードごとにリード文の内容が変化するため、厳密に守る必要はありません。
少しでも多くのユーザーにリード文を読んでもらうためにも、「スマホで数回スクロールして読める文字数」がおすすめ!!
リード文の書き方のポイント
ここからはリード文の書き方のポイントについて、順番に解説します。
- ポイント①|キャッチーなフレーズえ読者に共感してもらう
- ポイント②|ブログ記事の概要
- ポイント③|記事を読んだ後のベネフィット(利益)
- ポイント④|SEOで狙うキーワード
- ポイント⑤|タイトル・リード文・記事の本文に一貫性を持たせる
- ポイント⑥|読者との信頼関係を構築する
ポイント①|キャッチーなフレーズえ読者に共感してもらう
リード文では、「読者にズバッと刺さるキャッチーなフレーズ」を入れるように意識するのがおすすめです。
なぜなら読者の悩みに共感できるようなキャッチーなフレーズを含めることによって、「自分事」として記事を認識してくれるから。
- ブログのリード文って何で重要なの?
- リード文の文字数って、ぶっちゃけどれくらいがベスト?
- 初心者でもすぐ真似できるリード文のテンプレがあれば知りたい!!
キャッチーなフレーズは、「あえて話し言葉」を使って、読者の感情を揺さぶるくらいがちょうどいいです!!
ポイント②|ブログ記事の概要
リード文で、「記事の概要」をシンプルに伝えるのがおすすめです。
なぜなら記事の冒頭で概要を伝えることによって、一つでも読者にとってフックになる情報があれば本文を読み進めてくれるから。
たとえば「筋トレ・背中」のSEOキーワードで上位表示を狙うならこんな感じ。
この記事では、背中を鍛えることで得られるメリット、より効率よく背中を鍛えるポイント、背中の各部位ごとのおすすめメニューに関して詳しく解説します。
リード文は、「読者の検索意図」と、「ブログ記事」とのマッチングをイメージすると書きやすくなります!!
ポイント③|記事を読んだ後のベネフィット(利益)
記事を読むことで読者が得ることができる「未来のハッピー」のこと。
たとえば、筋トレをやる人は筋トレ自体がしたいのではなく、「美しい体になるボディメイクがしたい」と思っている。
リード文はブログ記事の概要だけではなく、「ベネフィット(利益)」をしっかり伝えてあげるのがおすすめです。
なぜなら今悩んでいることや抱えている問題が解消することによって、「未来のハッピー」がイメージできると、読者はしっかり本文を読み込んでくれるから。
【機能的なベネフィットの例】
- 時間の節約になる
- より便利になる
- お金を稼ぐことができる
【感情的なベネフィットの例】
- 不安が解消する
- 面白くなる
【自己承認ベネフィットの例】
- 自信が持てるようになる
- 他人に自慢できる
- 異性にモテる
各SEOキーワードごとに、「どんなベネフィットを訴求するのがベストか?」をしっかり意識するのがポイント!!
ポイント④|SEOで狙うキーワード
ログのリード文には、必ずSEOキーワードを含めなければいけません。
なぜならグーグルの検索アルゴリズムは、「記事の上部に掲載されているコンテンツほどSEOとして重要視する」ようにプログラムされているから。
キーワード検索からあなたの記事にやってきた読者に対しても、「この記事なら知りたい情報が書いてありそう!!」と認識してもらえる効果が期待できます。
スムーズに本文を読んでもらうためにも、リード文にはSEOキーワードを積極的に入れるのがおすすめ!!
ポイント⑤|タイトル・リード文・記事の本文に一貫性を持たせる
良いリード文を書くには、「タイトル・リード文・記事の本文」に一貫性を持たせることが重要です。
なぜならタイトル・リード文・記事の本文に書かれている内容がバラバラだと、読者がスムーズに文章を読むことができないから。
たとえば長文の記事を執筆した際に、「タイトル・リード文・本文」の内容がうまく連動していないことがよく起こります。
「情報の網羅性」を意識しすぎて様々なコンテンツを盛り込んでしまうことによって、記事としてまとまりがなくなってしまうわけです……
「タイトル・リード文・記事の本文」を切り離さずに、1つの直線で繋げるイメージを持って執筆するのがおすすめ!!
ポイント⑥|読者との信頼関係を構築する
記事冒頭のリード文では、「読者との信頼関係を構築すること」を意識するのがおすすめです。
なぜならどんなに素晴らしい記事を書いたとしても、「記事の信憑性」がなければ本文を読んでもらえないから。
できればブログ記事の内容を裏付けるような「あなたの専門スキルや実績」を公開するのが最も効果的です。
まだ経験や実績がない場合は、記事を書くために時間と労力を使って徹底的に情報のリサーチを行ったことをアピールするのがおすすめ!!
【初心者OK】読者をグッと惹きつけるリード文のテンプレート
ここからは、「初心者でもすぐに真似できるリード文のテンプレート」に関して、詳しく解説します。
- STEP①|読者の悩みや問題を明確化
- STEP②|ベネフィット(利益)の提示
- STEP③|「理由」をしっかり説明
- STEP④|記事の概要を伝える
- STEP⑤|読者の背中をそっと押してあげる
まずは読者の悩みや問題を明確にして代弁してあげるのがおすすめ。
なぜなら具体的にズバッと、「今、こんなことで悩んでいませんか?」と代弁してあげることによって、読者に自分事として受け止めてもらえるから。
ブログ記事の想定読者の悩みをしっかりリード文に記載して、本文を読み進めてもらいましょう!!
読者の悩みの次は、すぐにベネフィット(利益)を提示してあげるのがおすすめです。
なぜならあなたの記事に読者の知りたい情報が書かれていることをしっかりアピールすることができれば、最後まで本文を読んでもらえるから。
たとえば記事の概要を3つほどにまとめて、箇条書きなどでシンプルに伝えるのがいいですね。
あなたの記事にどんな内容が書いているのかを読者がすぐにイメージできるのがポイント!!
ベネフィットを提示したら、「理由」もセットで説明する必要があります。
なぜならどんなに有益な情報が書かれていたとしても、「記事の信憑性」がなければ誰も本文を読んでくれないから。
たとえば「ブログ作成におすすめの本を紹介します」と伝えるよりも、「Webライターとして通算1,500本以上の納品実績がある私が紹介します」と伝える方が説得力が出ます。
できれば記事の内容に関するあなたの経験や実績、所有している専門スキルなどがあると、読者の信憑性がアップします。
まだ経験や実績がない場合は、「〇〇のキーワードで上位表示されているベスト30のサイトを徹底的にリサーチした」など、調査に時間と労力をかけたことをアピールするのがおすすめ!!
リード文では、ブログ記事の概要をしっかり伝えてあげるのも非常に大事です。
なぜならブログ記事の概要の中に、「読者にとってフックになる情報」が一つでもあれば、本文を読み進めてくれるから。
たとえばあなたが作成した見出しを3つほどピックアップして、記事の概要として伝えてあげましょう。
SEOキーワードで検索した読者が、どんな情報を求めているかを正確にリサーチしておくことが大事!!
リード文の最後には、読者の不安を解消してそっと背中を押してあげるような一言があるとベストです。
なぜなら「0→1の行動」を起こす際、なかなかアクションを起こすことができない人が非常に多いから。
たとえば、「初心者でもすぐに真似できるテンプレートを紹介します」とか、「この記事を読めばたったの10分で問題が解決します」など、読者の不安を取り払って安心させてあげるのがコツ。
ブログ初心者にありがちなリード文の課題
Twitterで「#ブログ初心者」と検索してヒットした42名分のブログのリード文を、筆者ENOが独自に分析してみました。
- 課題①|「読者の悩み・問題」をズバッと指摘できてない
- 課題②|記事を読んで得られるベネフィットを伝えていない
- 課題③|「タイトル・リード文・記事の本文」に一貫性がない
課題①|「読者の悩み・問題」をズバッと指摘できてない
まずリード文の冒頭で「読者の悩みや問題」をしっかり指摘できないない方が非常に多かったです。
リード文はSEOキーワードやキャッチフレーズをよく意識して、「この記事にはあなたの欲しい情報が書いてありますよ!!」としっかりアピールしなくてはいけません。
読者に「自分事」だとしっかり認識してもらうには、「読者の悩みや問題」を代弁してあげるのが効果的です!!
課題②|記事を読んで得られるベネフィットを伝えていない
2番目に多かったのが、「記事を読んだ後に得られるベネフィット」を提示できていないこと。
記事を読むことで読者の悩みが解決することが分かれば、リード文から本文へスムーズに移行してもらえます。
読者の悩みや問題が解決すると、「こんなHappyな未来が待ってますよー」とイメージさせてあげるのがコツです!!
課題③|「タイトル・リード文・記事の本文」に一貫性がない
最後に、ブログの「タイトル・リード文・記事の本文」に一貫性がない人もかなり目立ちました。
特にタイトルとリード文の内容が少しでもズレていると、他サイトへ離脱するリスクが高くなるため、必ず内容の一貫性を意識しなければいけません。
筆者ENOも最初は構成を一切作らずにいきなり本文を書いていたため、タイトルと本文の内容がズレていたことが何度もありました(笑)
【具体例】この記事のリード文の書き方
最後のこの記事のリード文の書き方について、具体例を用いて詳しく解説します。
- リード文①|読者の悩み
- リード文②|得られるベネフィット
- リード文③|記事の概要
- リード文④|記事の信憑性
- リード文⑤|読者の背中を押す一言
リード文①|読者の悩み
本記事は、「ブログ・リード文」というSEOキーワードで上位表示を狙っています。
Googleのシークレットモードで検索し、上位10位に表示される競合サイトを全てリサーチしたところ、以下のような検索ニーズがあることがわかりました。
- リード文って何?
- リード文の具体的な書き方は?
- なんでブログのリード文が重要なの?
- 初心者でも真似できるテンプレートが欲しい
- リード文の目的や役割は?
- リード文の最適な文字数は?
あまり多くなりすぎるとくどくなるため、筆者ENOの場合はいつも3つ程度に留めています。
リード文②|得られるベネフィット
次に記事を読んだ後に読者が得られるベネフィットを一言でストレートに伝えます。
本記事のベネフィットは、「初心者でもブログのリード文がスムーズに作れるようになること」です!!
リード文③|記事の概要
本記事の中見出し(h2)は以下の通り。
- ブログのリード文とは?
- リード文と見出しの違い
- ブログのリード文の目的
- 「本文を書いた直後」がリード文を作るベストタイミング
- リード文の最適な文字数は?
- 【初心者OK】読者をグッと惹きつけるリード文のテンプレート
- ブログ初心者にありがちなリード文の課題
- 【具体例】この記事のリード文の書き方
- まとめ
全部で9つありますが、3〜5つくらいをピックアップして記事の概要として伝えるのがおすすめ!!
リード文④|記事の信憑性
筆者NEOの場合、ブロガーよりもWebライターの実績の方がインパクトがあるため、Webライターの実績をアピールしてます。
顔写真と具体的な数字で実績を公開することで、読者の信憑性をアップさせる効果を狙っています!!
リード文⑤|読者の背中を押す一言
最後に本文を読んでもらうために、読者の背中を押す一言を追加します。
本記事の場合は、「リード文が上手く描けない人」を想定読者としているため、「リード文って、どうも苦手なんだよな〜」と心の声を代弁することで本文へ誘導しています。
まとめ
この記事では、「リード文の書き方のポイント」や「初心者向けのテンプレート」をわかりやすく解説しました。
簡単におさらいしておきましょう。
- ポイント①|キャッチーなフレーズで読者に共感してもらう
- ポイント②|ブログ記事の概要
- ポイント③|記事を読んだ後のベネフィット(利益)
- ポイント④|SEOで狙うキーワード
- ポイント⑤|タイトル・リード文・記事の本文に一貫性を持たせる
- ポイント⑥|読者との信頼関係を構築する
- STEP①|読者の悩みや問題を明確化
- STEP②|ベネフィット(利益)の提示
- STEP③|「理由」をしっかり説明
- STEP④|記事の概要を伝える
- STEP⑤|読者の背中をそっと押してあげる
リード文の目的は、「読者に本文を読んでもらうこと」であり、記事の構成においても核となる文章です。
どんなに時間と労力をかけて素晴らしい記事を書いたとしても、読者が本文を読んでくれなければ意味がありません……
これから魅力的なリード文を書きたいと思っているなら、まずは「読者の悩みや問題を明確にすること」から始めてみてはいかがでしょうか?