【テンプレート有】ブログの運営者情報の書き方を徹底解説
とお悩みではありませんか?
この記事を読めば掲載すべき目的や、基本のテンプレートが明確になるため、「ブログの運営者情報」がすぐに設置できるようになります!!
- ブログに運営者情報を掲載する目的
- 法的要件を満たす運営者情報の必須項目
- 【コピペOK】運営者情報のテンプレート
- 【WordPress】固定ページで運営者情報を作る方法
- サイトの運営者情報を調べるには?
この記事を書いている筆者ENOは、ブログ歴5年です。Webライターとしても活動しており、通算納品実績は1,500本を超えました。
まだブログに運営者情報を掲載していない方は、ぜひ最後までご覧ください!!
ブログに運営者情報は必要なのか?
ブログに運営者情報は必要です。
なぜなら専門的な情報発信をしているサイトほど、Googleは「どんな人が情報を提供しているのか?」を重要視するから。
たとえばGoogleセントラルでは、サイトの専門性に関して以下のように掲載しています。
【専門性に関する質問】
コンテンツは、明確な情報源、掲載されている専門知識の証左、著者またはコンテンツを公開しているサイトの背景情報(例:著者のページへのリンク、サイトの概要ページ)を示すなど、掲載内容が信頼性の高いものであることを示すための情報を提供していますか。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja#expertise-questions
専門的な情報発信をしているブログほど、「運営者情報」を読者が見える位置に配置することが重要です!!
ブログに運営者情報を掲載する目的
ブログに運営者情報を掲載する最大の目的は、「読者の信頼を得ること」です。
なぜなら「どこの誰が書いたかわからないブログ」よりも、「情報提供者が明確になっているブログ」の方が、情報としてケタ違いに安心感があるから。
たとえばあなたの顔写真を載せていたり、連絡の取れるメールアドレスを公開していたり、資格や実績を掲載したりすることによって、読者との信頼関係の構築に役立ちます。
可能な限りあなたのプライベートな情報や実績を公開することで、読者からの信頼を得ることが可能です!!
【法的要件】運営者情報に掲載すべき必須項目
運営者情報に掲載すべき必須項目をしっかり理解しておく必要があります。
なぜなら運営者情報に掲載すべき項目に抜けや漏れがあると、後で法的トラブルに繋がってしまうリスクがあるから。
- 運営者の氏名(ハンドルネームでも可)
- 運営者の連絡先(Gmail・お問い合わせフォームがおすすめ)
運営者情報は民事訴訟対策や、消費者トラブルの解決のために必要な情報です!!
【コピペOKのテンプレート】ブログの運営者情報
ここからはブログの運営者情報のテンプレートとして、以下の3つのケースをご紹介します。
- ケース①|サイドバー
- ケース②|各記事の下・フッターメニュー
- ケース③|WordPressの固定ページ
また「自己紹介」や「ポートフォリオ」に関しては、以下の記事も参考になると思います!!
ケース①|サイドバー
ブログのサイドバーに運営者情報を掲載する場合、「100〜150文字程度の文字量」で書くのがおすすめです。
なぜならブログのサイドバーに書いている情報をじっくり読むユーザーは少ないため、最低限の情報でシンプルに伝えた方が読んでくれるから。
たとえばGoogle検索で上位表示されているブログは、大抵の場合が2カラムで構成されており、ファーストビューでサイドバーに運営者情報が見えるようにしていることが多いです。
2カラムとは、「サイトがサイドバーとメインコンテンツで構成されているレイアウト」のこと。
- あなたの名前(ハンドルネーム)
- 簡単な経歴
- 専門スキルや過去の実績
- 連絡先(Gmailアドレス・問い合わせフォーム)
サイドバーに掲載する運営者情報は、所有している資格や過去の実績など、「あなたの権威性」に関する情報を書くのがおすすめ!!
ケース②|各記事の下・フッターメニュー
ブログの各記事下や、フッターメニューに運営者情報を掲載するのも非常におすすめです。
なぜなら記事を最後まで読んでくれたユーザーなら、あなた自身に興味を持ってくれる可能性が高いから。
- あなたの名前(ハンドルネーム)
- 簡単な経歴
- 専門スキルや過去の実績
- 読者に特筆して伝えたい情報
- 連絡先(Gmailアドレス・問い合わせフォーム)
筆者ENOの場合、「簡単な経歴・過去のライター実績・ライター案件の募集」の3つを掲載してます!!
ケース③|WordPressの固定ページ
WordPressを使ってブログを書いているのなら、ぜひ固定ページで運営者情報を作成するのがおすすめです。
なぜなら固定ページなら、掲載スペースや文字量を気にすることなく自由にあなたの情報を読者にアピールできるから。
- 自己紹介
- 経歴
- 所有資格
- 過去の実績
- 連絡先(メールアドレス・問い合わせフォーム)
ちなみに筆者ENOの運営者情報はこんな感じです。
筆者ENOの場合はかなりボリューミーですが、最低でも、「自己紹介・経歴・実績」は掲載したいところです!!
【WordPress】固定ページで運営者情報を作る方法
ここからは「WordPressの固定ページで運営者情報を作る方法」に関して、順番に解説します。
- STEP①|固定ページを作成
- STEP②|タイトルを記入
- STEP③|運営者の顔写真・イラストの挿入
- STEP④|運営者情報のテンプレートを記入
- STEP⑤|固定ページの公開
- STEP⑥|「グローバルメニュー・サイドバー・フッター」に運営者情報を設置
固定ページより、「新規ページ」を追加。
固定ページのタイトルは、「運営者情報」もしくは「プロフィール」がおすすめです。
固定ページで運営者情報を作成するなら、「運営者の顔写真もしくはイラスト」を挿入するのがおすすめです。
できれば本人の顔写真がベストですが、似顔絵メーカーやクラウドソーシングであなたの似顔絵イラストを依頼するのもOK。
「顔バレNG」の方は、ぜひ以下の記事も一緒に読んでみてください。
上記で紹介した運営者情報のテンプレートを参考にして、運営者情報を記入してみましょう。
記事の公開ボタンをクリックして、運営者情報を公開します。
グローバルメニューとは、「ブログの上部に設置されている代表的なコンテンツ」のこと。
読者を目的のページにうまく誘導したり、コンテンツをわかりやすく表示したりする役割がある。
ブログのグローバルメニュー・サイドバー・フッターに運営者情報を設置して完了です。
【問い合わせ先が不明の場合】ブログやサイトの運営者情報を調べるには?
運営者に問い合わせしたくても、ブログやサイトの運営者情報がない場合、「Who is」というサービスを利用するのがおすすめです。
Who isとは、「インターネットに掲載されているサイトやブログの登録情報を提供しているサービス」のこと。
「IPアドレス・ドメイン名・ドメイン取得者」などの情報を調べることが可能。
まずは「Who is」にアクセスします。
検索窓にサイトやブログのドメインを入力して検索します。
検索結果に「ドメイン名・IPアドレス・ドメイン取得者・運営会社」などが表示されます。
- 短時間に何度も検索すると、一時的に利用できなくなる
- ドメインによっては運営元が不明なケースもある
- 検索結果が表示されないケースもある
ブログやサイトに問い合わせしたいけど、運営者情報がよくわからない場合は、「Who is」をぜひ使ってみてください!!
ブログの運営者情報に関する質問
ブログの運営者情報に関する様々な質問と回答について、ご紹介します。
- 質問①|運営者情報に本名を掲載すべきなのか?
- 質問②|運営者情報はブログのSEOに影響する?
- 質問③|プロフィールと運営者情報は何が違う?
- 質問④|運営者情報とプライバシーポリシーは別ページにすべき?
質問①|運営者情報に本名を掲載すべきなのか?
ブログでメインに取り扱うジャンルによっては、本名を公開した方が読者の信頼を得られるケースもあります。
なぜならブログの運営者情報に、「本名・住所・電話番号」を掲載することで、情報発信者の信頼性が高まり、Googleにプラスの評価をしてもらえるから。
ただし個人で運営しているブログで個人情報を公開するのは、メリットよりもリスクの方が大きいため、「ブログのハンドルネームのみ公開する」のがおすすめです!!
質問②|運営者情報はブログのSEOに影響する?
ブログの運営者情報の有無は、SEOに影響すると考えられています。
なぜなら今のGoogleは、「E-A-T」を非常に重要視しているから。
E-A-Tとは、「Googleの検索品質評価ガイドラインに掲載されている以下の3つの要素」のこと。
・Expertise|専門性
ある特定の情報に関して精通しているか?
・Authoritativeness|権威性
情報発信者に専門資格や実績があるか?
・Trustworthiness|信頼性
コンテンツの信頼性がしっかり担保されているか?
特にあるジャンルに特化した専門的な情報発信をしている場合、「どんな人がブログを運営しているのか?」が重要になります。
ブログで情報発信している内容と関係性のある専門資格や仕事の実績がある場合は、必ず掲載しておくのがおすすめ!!
質問③|プロフィールと運営者情報は何が違う?
「プロフィール」と「運営者情報」の違いは以下の通りです。
あなたが「どんな人に対して、どんな情報を提供しているのか?」を読者に対して伝えることが主な目的。
Googleなどの”広告主”に対して、あなたの連絡先や身元を明らかにすることによって、ブログを正しく運営していることを伝えることが目的。
「あなたが何者で、どんな目的でブログを運営しているのか?」が明確になっている方が、信頼性がアップします!!
質問④|運営者情報とプライバシーポリシーは別ページにすべき?
プライバシーポリシーとは、「個人情報の取り扱い方法や、プライバシーにどのように配慮しているかを示す方針」のこと。
「運営者情報」と「プライバシーポリシー」は、同じページでも別々のページでもOKです。
ただし筆者ENOとしては、運営者情報とプライバシーポリシーを別ページで作成するのがおすすめです。
なぜなら運営者情報とプライバシーポリシーは、「作成する目的」がそれぞれ異なるから。
Googleなどの”広告主”に対して、あなたの連絡先や身元を明らかにすることで、ブログを正しく運営していることを伝えることが目的。
「個人情報保護法」で定められている義務を履行するのが目的。
ブログ内に掲載している広告をクリックする人に安心感を与えたり、ブログ運営のクリーンさをアピールする意味もある。
運営者情報とプライバシーポリシーは、それぞれ固定ページで別々に作成するのがおすすめ!!
まとめ
この記事ではブログに運営者情報を掲載すべき目的や、基本のテンプレートに関して詳しくご紹介しました。
簡単におさらいしておきましょう。
- あなたの名前(ハンドルネーム)
- 簡単な経歴
- 専門スキルや過去の実績
- 連絡先(Gmailアドレス・問い合わせフォーム)
- あなたの名前(ハンドルネーム)
- 簡単な経歴
- 専門スキルや過去の実績
- 読者に特筆して伝えたい情報
- 連絡先(Gmailアドレス・問い合わせフォーム)
- 自己紹介
- 経歴
- 所有資格
- 過去の実績
- 連絡先(メールアドレス・問い合わせフォーム)
Googleは「誰が情報提供しているのか?」をしっかり評価するため、個人運営のブログでも運営者情報を用意しておくのがおすすめです。
ブログのサイドバー・記事下・フッターなど、「読者の目に入る場所」に運営者情報を設置しましょう。
まだ運営者情報を設置していない方は、まずは「ハンドルネームと問い合わせフォームを用意すること」から始めてみてはいかがでしょうか?