【未経験OK】Webライターのポートフォリオの作り方を徹底解説
とお困りではありませんか?
この記事では「Webライターのポートフォリオの作り方」や、「ポートフォリオに必須の項目」について詳しく解説します。
さらに「Webライターがポートフォリオを作った後の活用術」についてもわかりやすく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!!
Webライターにおけるポートフォリオとは?
Webライターにおけるポートフォリオとは、「あなたが執筆した記事やメディアをまとめた作品集」のことです。
特にあなたが得意な執筆ジャンルや実績などをポートフォリオにわかりやすく整理しておくのがおすすめ。
なぜならクライアントに、「読み手が求めている情報を正確に伝えることができる優秀なライターだな!!」と好印象を与えることができるから。
執筆した記事をただ羅列しただけのポートフォリオだと、「情報を伝えるのが下手なライター」だと思われてしまい、悪い印象を与えてしまいがちなので注意しなければいけません。
ポートフォリオの最大の目的は、「クライアントの業務に役立つWebライターだと認知してもらうこと」です!!
Webライターがポートフォリオを作成すべき理由
Webライターがポートフォリオを作成すべき理由について、以下の通り解説します。
- 理由①|クライアントが仕事を発注する判断材料になる
- 理由②|Webライティング案件獲得のツールになる
- 理由③|就職・転職活動の実績証明になる
理由①|クライアントが仕事を発注する判断材料になる
ポートフォリオはクライアントがあなたに仕事を発注するかどうかをジャッジする判断材料になります。
なぜなら文字単価が高くて専門的な案件ほど、「スキルがあって経験豊富なライターに仕事を依頼したい!!」とクライアントは考えるから。
ライティング案件の採用は、チャットツールなどWeb上で完結することが多いため、「記名記事や過去の執筆実績」をベースに判断することが多いです。
あなたの実績をポートフォリオにまとめて効果的にクライアントにアピールすることで、新規のライティング案件獲得に繋がっていきます!!
理由②|Webライティング案件獲得のツールになる
ポートフォリオを作成しておけば、Webライティング案件獲得の便利なツールになります。
なぜならポートフォリオを通してあなたの人柄・専門スキル・ライティング実績を知ってもらうことができ、名刺や営業ツールの代わりとして機能するから。
- クラウドソーシングで提案文と一緒に提出する
- Webメディアへ問い合わせる際の営業ツールとして利用
- SNSの自己紹介欄に掲載してアピール
あらかじめあなたの実績をポートフォリオにまとめておけば、急な仕事のチャンスや応募期間ギリギリの案件にもチャレンジできます!!
理由③|就職・転職活動の実績証明になる
ポートフォリオは今後あなたが、ライター系の職業に就職したり、転職したりする際に役に立ちます。
なぜなら就職・転職を成功させるには、「クライアントにとって即戦力になる」ということを明確な根拠と一緒にアピールするのが効果的だから。
どんな企業も社員に対して人件費をかけるため、「少しでも会社に貢献してくれる人材を雇いたい」と常に考えているもの。
ポートフォリオはあなたのライター実績・専門スキル・根拠になる証拠をまとめておくことで、就職や転職の際にも役に立ちます!!
【未経験可】Webライターのポートフォリオの具体的な作り方
ここからは「Webライターのポートフォリオの具体的な作り方」に関して、順番に解説します。
- 作り方①|ポートフォリオを掲載する媒体を用意
- 作り方②|クライアントに提示するサンプル記事
- 作り方③|【WordPressの場合】アクセス解析でポートフォリオページを改善していく
作り方①|ポートフォリオを掲載する媒体を用意
まずはポートフォリオを掲載する媒体として、以下の4つをご紹介します。
- 媒体①|【1番おすすめ!!】WordPress
- 媒体②|edireco(エディレコ)
- 媒体③|Googleドキュメント
- 媒体④|Word(PDF化)
媒体①|【1番おすすめ!!】WordPress
Webライターのポートフォリオを掲載する媒体を用意するなら、「WordPressの固定ページで作成する」のが最もおすすめ。
なぜなら個人ブログや企業メディアなどを作成する際に、最も利用されているプラットフォームがWordPressだから。
しかもライティング案件によっては、WordPress入稿・画像の挿入・文字装飾まで全て一任されるケースもあるため、WordPressの操作に慣れておかなければいけません。
WordPressの操作が一通りできるようになれば、ライバルと一気に差別化することが可能です!!
媒体②|edireco(エディレコ)
WordPressなどブログやサイト制作の知識がないのであれば、「edireco(エディレコ)」でポートフォリオを作成するのもおすすめです。
なぜならedireco(エディレコ)は、Webライターに特化したポートフォリオを無料で作成できるサービスだから。
edireco(エディレコ)はデザインをカスタマイズしたり、複数のポートフォリオを作成できる機能が充実しており、Webライターの中でも注目されている便利なサービスです。
WordPressなどサイト制作の知識が不要なので、edirecoを使えば素人でも簡単にポートフォリオを作成できます!!
媒体③|Googleドキュメント
無料で利用できるWordのような文書作成アプリのこと。
Googleドキュメントにあなたの自己紹介や、ライティングの実績をまとめておけば、立派なポートフォリオが作成できます!!
しかもGoogleドキュメントには、「URLを送ってファイルを共有できる便利な機能」があるため、ブログやサイトを作らなくてもポートフォリオを作ることが可能。
新しいメディアを立ち上げるコストや時間を一気に短縮できるため、今すぐにポートフォリオを作成したい方に非常におすすめ!!
媒体④|Word(PDF化)
Wordでポートフォリオを作成し、PDF化してクライアントへ共有する方法もありです。
なぜなら日頃から仕事でWordを使い慣れている方も多いため、サクッと作成できるのが大きなメリットだから。
「ファイル→エクスポート→ファイルの種類をPDF」にすれば、簡単にWordを使ってPDF化したポートフォリオが作れます!!
作り方②|クライアントに提示するサンプル記事
クライアントに提示するサンプル記事は、3〜5記事程度用意しておくのがおすすめです。
なぜならたった1記事だけでWebライティングのスキルを判断するのはかなり難しいから。
- タイトル・見出しには必ず重要キーワードを入れる
- ニーズを的確に捉えて、「ユーザーの知りたい情報」から優先的に書く
- 「PREP法」を意識して論理的な文章を意識する
- 1文を短くして、シンプルに伝える
各ジャンルごとに2〜3記事程度のサンプル記事を用意しておくと、様々な案件に応募しやすくなります!!
作り方③|【WordPressの場合】アクセス解析でポートフォリオページを改善していく
メディアの各コンテンツにどれくらいの読者が訪問したのかなど、検索ユーザーの行動を数値分析すること。
ポートフォリオページが完成したら、ぜひ定期的にアクセス解析を行って内容を更新していくのがおすすめ。
なぜならポートフォリオの閲覧数が増えれば新規案件に繋がりやすくなるし、ライティングスキルに加えてアクセス解析ができるようになれば、Webライターとしての仕事の幅が一気に広がるから。
まずは「Googleアナリティクス」と、「Googleサーチコンソール」の使い方をマスターして、サイトのコンテンツ改善にフィードバックができるようになることを目指したいですね。
最初は各コンテンツのPVや、検索キーワード順位を定期的にチェックすることから始めるのがおすすめです。
もし重要キーワードで検索上位表示されたり、他のブロガーに紹介されるような記事があれば、実績としてアピールしましょう!!
Webライターのポートフォリオに必須の項目
ここからは、「Webライターのポートフォリオに必須の項目」に関して、以下の通り順番に詳しく解説します。
- 項目①|自己紹介
- 項目②|あなたの経歴
- 項目③|専門スキルや所有資格
- 項目④|【経験者向け】得意なジャンルの執筆実績
- 項目⑤|【未経験・初心者向け】サンプル文章
- 項目⑥|得意な執筆ジャンル
- 項目⑦|対応可能な業務
- 項目⑧|【未経験・初心者向け】仕事に対するポリシーや情熱
- 項目⑨|報酬の目安
- 項目⑩|連絡先
- 項目⑪|クライアントの評価
項目①|自己紹介
まずは簡単にあなたの自己紹介をするのがおすすめ。
なぜならネット上の情報だけだと、あなたがどんな人でどんな専門スキルを有しているのかが、なかなか伝わりにくいから。
たとえばWebライターになった経緯や趣味など、「あなたの人柄」がわかるようなストーリーを交えるのもアリです。
まだWebライターとして実績がない場合、「仕事に対する情熱や意欲」をアピールするのもおすすめ!!
項目②|あなたの経歴
Webライターのポートフォリオには、ぜひ「あなたの経歴」を掲載しておくのがおすすめ。
なぜなら経歴を載せておくことで、クライアントにあなたの人柄がより伝わりやすくなりますし、仕事に繋がるきっかけになるかもしれないから。
- 最終学歴
- 仕事や転職の経験
- Webライターとしての経験
- アルバイトの経験
- 趣味や今ハマっていることなど……
特に転職経験や金融機関の職務経験があると、ライターの仕事に直結しやすいです!!
項目③|専門スキルや所有資格
Webライティングに活かせる専門スキルや資格を所有している場合、積極的にクライアントへアピールするのがおすすめ。
なぜなら案件によっては、「〇〇の経験者を優遇」、「〇〇の資格を持っている方限定」などを採用条件にしているケースもあるから。
- SEO
- WordPressの入稿
- 画像編集(アイキャッチ画像・スクリーンショット・フリー画像の選定など)
- 重要KWの選定
- セールスライティング
- サイト分析
- 記事のリライト
- Web広告の運用
- インタビュー
- サイトの編集者
- 宅建
- ファイナンシャルプランナー
- Webライター検定
- ビジネス実務検定
掲載すべき経験や資格がない場合は無理して描かなくても問題ありませんが、ライティングに関係のない資格は書かない方が無難です。
項目④|【経験者向け】得意なジャンルの執筆実績
得意なジャンルで執筆した経験があるなら、積極的にクライアントにアピールすることをおすすめします!!
ただ記事のURLを羅列するのではなく、見出しをつけてカテゴリー分けするなど、パッと見で情報がわかるように工夫すると良いです。
さらに記事の概要や掲載先のメディアを簡単に説明して、初見であなたのポートフォリオを見た人でもイメージできるように伝えることを心がけたいですね。
- 掲載先メディアの簡単な説明
- 記事を執筆するに至った背景
- 想定される読者像
- 具体的な記事の内容
- 記事を執筆する際に意識したこと
掲載する記事が多すぎると読むのに時間がかかってしまうため、「1ジャンルにつき2〜3本掲載する」のがおすすめ!!
項目⑤|【未経験・初心者向け】サンプル文章
もしWebライターとしての実績がまだない場合、サンプル文章を作成してポートフォリオに掲載するのがおすすめ。
なぜならまだ実績がなくても、クライアントがあなたのサンプル文章を読んで、「仕事を依頼しても良さそうだな!!」と思ってもらえれば仕事につながるから。
まだ記事を書いたことがないジャンルにチャレンジしたい場合、「希望するジャンルに関する記事を2〜3本ほど用意しておく」ことによって、案件獲得のチャンスが生まれます。
サンプル文章はあなたの実績にはなりませんが、「クライアントが仕事を依頼する判断材料」になるため、本番の仕事を同じくらい気合を入れて作るのがおすすめ!!
項目⑥|得意な執筆ジャンル
ポートフォリオには必ず「あなたの得意な執筆ジャンル」を記載しておくのがおすすめ。
なぜならクライアントのメディアとあなたの得意な執筆ジャンルが一致していれば、採用確率がアップしますし、リサーチや記事の執筆も楽だから。
たとえば実際にクラウドソーシングでライティング案件をリサーチして、「ニーズがあって単価の高いジャンル」から優先的に勉強すると効率が良いです。
- 不動産
- 金融
- 転職
- SEO
Webライターとして継続的に稼ぐには、モチベーション管理が非常に重要であるため、得意なジャンルをどんどん増やしていくように心がけるのがおすすめ!!
項目⑦|対応可能な業務
あなたがWebライターとして対応可能な業務をしっかりクライアントに伝えておくことも大事です。
なぜならクライアントは、「執筆可能なジャンル・ライター実績・対応可能な業務」を採用の基準にしていることが多いから。
- 重要キーワードの選定
- SEO記事の構成作成・執筆
- 取材・インタビュー
- 記事の修正・リライト
- 画像の加工
- WordPressサイトの立ち上げ
対応可能な業務の多さでWebライターの採用を決めるクライアントもいます。
項目⑧|【未経験・初心者向け】仕事に対するポリシーや情熱
まだWebライターとして公開できる実績が少ない場合、「仕事に対するポリシーや情熱」をアピールするのもアリです。
なぜならあるジャンルの知識や情熱をクライアントにアピールすることで、「このライターは今後伸びるかも!!」と思ってもらえるかもしれないから。
実はWebライターとしての実績がまだなくても、ライターとしての伸び代を期待して採用してもらえるケースもたくさんあります。
筆者ENOも最初は提案文を1日20通ほど送りまくって、「質よりも量」でクライアントへゴリ押しアピールしてました(笑)
項目⑨|報酬の目安
ポートフォリオには、「あなたが希望する報酬の目安」をしっかり記載しておくのがおすすめ。
ポイントは仕事を安売りせずに、クライアントへハッキリと希望を伝えること。
なぜならあなたのポートフォリオを見ている時点でクライアントはあなたに興味を持っているため、わざわざ安い値段を提示する必要がないから。
- 文字単価|1文字〇〇円
- 記事単価|1記事〇〇円
※いずれも1記事〇〇字〜執筆可
※価格は参考のため、お気軽にご相談ください
価格は相談可能である意思を記載して、ある程度の幅を持たせておくのがおすすめ!!
項目⑩|連絡先
ポートフォリオには、メールアドレス・SNS・お申し込みフォームなど、あなたの連絡先を掲載する必要があります。
ライター専用のメールアドレスを用意するのがおすすめですが、迷惑メール対策をするなら「お申し込みフォーム」を利用するのもおすすめ。
- お申し込みフォーム(Googleフォーム)
- WordPress(プラグイン|ContactFoam7)
- SNS(Twitter・Instagramなど)
SNSでライター専用アカウントを作成し、ポートフォリオのURLを掲載して情報発信をすれば、ライティング案件に繋がるケースもあります!!
項目⑪|クライアントの評価
クラウドワークスやランサーズなどでライティング実績があるなら、クライアントの評価をアピールするのもおすすめ。
なぜなら第三者の高評価が多ければ多いほど、クライアントは安心してあなたに業務を依頼できるから。
- 受注実績|〇〇件
- 評価|〇〇(5段階評価)※2023年〇〇月〇〇日時点
- コメントの抜粋
受注実績・全体評価・クライアントのコメントを掲載しておくと、第三者の評価がクライアントに伝わりやすくなります!!
Webライターのポートフォリオを作るポイント
ここからはWebライターのポートフォリオを作るポイントについて、以下の通り順番に解説します。
- ポイント①|あなたの過去の経験を具体的に網羅する
- ポイント②|数字を根拠にする
- ポイント③|ライバルとの差別化
ポイント①|あなたの過去の経験を具体的に網羅する
Webライターのポートフォリオを作る際は、「あなたの過去の経験を具体的に網羅すること」を意識するのがおすすめ。
なぜならあなたにとっては些細な経験でも、クライアントにとっては仕事を依頼する大きなきっかけになるかもしれないから。
具体的には仕事やアルバイトの経歴、趣味やハマっていることを通して得た経験などを具体的に整理しておきましょう。
筆者ENOの場合、「実家を競売物件で購入したエピソード」がきっかけとなり、ライティング案件に繋がったことがあります!!
ポイント②|数字を根拠にする
ポートフォリオに掲載する情報は、「数値化できるものは具体的に提示する」ように意識するのがおすすめ。
なぜなら数字とセットであなたの実績を公開することで、クライアントの信憑性が増して説得力が高まるから。
- クラウドソーシングの全体評価
- 〇〇ジャンルの執筆実績300本以上
- 「〇〇 △△ ◇◇」のキーワード検索で1位獲得(2023年5月時点)
- 「1ヶ月に納品できる記事数」をアピール
- あなたのライター歴……など
数字を使って具体的な実績を公開することで、より効果的にクライアントへアピールできます!!
ポイント③|ライバルとの差別化
Webライターのポートフォリオを作る際は、「他のライバルとの差別化」をしっかり意識しなければいけません。
なぜならありきたりなポートフォリオを作ったとしてもクライアントに刺さらないし、「ぜひこのライターに依頼しよう!!」と思ってもらえないから。
- 得意な執筆ジャンルとその実績公開
- あなたが今まで執筆した記事の総数
- 専門スキルや資格をアピール
- 執筆スピードや1ヶ月の納品数
- 対応可能な業務(インタビューや編集者スキルがおすすめ)
他のWebライターに埋もれてしまわないように、しっかり差別化を意識してポートフォリオを作るのがおすすめ!!
Webライターのポートフォリオを作る際の注意点
Webライターのポートフォリオを作る際の注意点に関して、順番に解説します。
- 注意①|「未経験・初心者」だと絶対に言わない
- 注意②|無断で記事を掲載しない
- 注意③|個人情報の取り扱いは慎重に
- 注意④|初見のパッと見でわかるように情報をまとめる
- 注意⑤|誤字脱字は致命的
- 注意⑥|「Webライティング+αのスキル」をアピール
- 注意⑦|コンスタントに情報を更新する
注意①|「未経験・初心者」だと絶対に言わない
まだWebライターとしての実績がない場合でも、「未経験・初心者」だとは絶対に言ってはいけません。
なぜならクライアントはコストを支払って案件を依頼するため、「文章が書けない素人」には絶対に仕事を発注しないから。
ぶっちゃけた話、あなたが初心者ライターなのか、仕事のできるプロライターなのかを判断するのは、あなたではなくクライアントです。
ポートフォリオだけではなく、SNSやクラウドソーシングのプロフィール欄にも、初心者だとは明かさない方が無難です。
注意②|無断で記事を掲載しない
過去に執筆したからといって、クライアントに無断で記事を掲載するのは絶対にしてはいけません。
なぜなら業務委託契約や秘密保持契約などによって、「あなたの書いた記事を外部に一切公開しないこと」を約束しているケースが多いから。
万が一無断で記事を掲載したことがクライアントにバレてしまうと、賠償金を請求されるリスクがあります……
あなたが執筆した全ての記事を自分の実績として公開できるわけではないため、注意が必要です。
注意③|個人情報の取り扱いは慎重に
ポートフォリオにはあなたの電話番号や住所など、「個人が特定できてしまう情報」を掲載しないように注意が必要です。
なぜなら悪意ある人があなたの個人情報を不正利用して、詐欺や事件に巻き込まれてしまうリスクがあるから。
特に普段あなたが利用しているメールアドレスをネットで公開してしまうと、迷惑メールが一気に増えてしまうケースが多いです。
「ライティング専用のメールアドレス」を用意したり、「無料で使える申し込みフォーム」などをうまく利用したりするのがおすすめ!!
注意④|初見のパッと見でわかるように情報をまとめる
ポートフォリオを作る際は、「パッと見でわかるように情報をまとめる」ということをぜひ意識することをおすすめします。
なぜならクライアントの採用担当者は、様々な応募者の情報を一気に見るため、読みにくい文章やわかりにくい文章だと最後まで読まれないから。
- 複数の情報は「箇条書き」でまとめる
- 1文は短くシンプルに伝える
- 時には「図」や「表」を使って説明する
- 強調したい内容は、太字やアンダーラインを使って視覚的にアピール
- 文章ばかりではなく、画像も挿入する
最近はスマホでアクセスするクライアントも増えているため、「スマホ表示での見やすさ」もしっかり意識するのがおすすめ!!
注意⑤|誤字脱字は致命的
ポートフォリオページを作成したら、必ず誤字脱字のチェックを欠かさないようにするのがおすすめ。
なぜならあなたの文章に誤字脱字があると、「ライティングの仕事でも同じミスをしそうだな……」と悪いイメージを与えてしまうから。
誤字脱字チェックとして筆者ENOが意識しているのは、「PCで執筆した文章をスマホでチェックする」ということ。
パソコンで執筆した文章であってもスマホ表示で見ると新鮮な文章として認識するため、誤字脱字チェックとしておすすめ!!
注意⑥|「Webライティング+αのスキルや経験」をアピール
もしあなたがWebライティング以外のスキルや経験があるなら、積極的にクライアントへアピールしておくのがおすすめ。
なぜなら「他のWebライターにはない強み」があれば、ライバルと一気に差別化することが可能だから。
- 時間とお金をかけている趣味やハマっていることがある
- 子育てや親の介護の経験がある
- 宅建・ファイナンシャルプランナーなどの専門資格を持っている
趣味や過去のアルバイト経験などあなたの些細な経験が、クライアントにとって大きなメリットになるケースもあります!!
注意⑦|コンスタントに情報を更新する
ポートフォリオに記載した情報は、コンスタントに更新することをおすすめします。
なぜならあなたのスキルや経験は仕事を通してどんどん成長していくため、「あなたの最新のスキル」がうまくクライアントに伝わらなくなってしまうから。
特にブログやポートフォリオを掲載している場合は更新頻度が少ないと、「このライターは全然活動してないかも……」と仕事の依頼を見送ってしまうかもしれません。
ブログもポートフォリオも定期的に更新して「積極的に活動しているWebライター」だとアピールするのがおすすめ!!
【コピペ可】Webライターのポートフォリオの例文
以下にWebライターENOのポートフォリオをご紹介します。
まだポートフォリオを作成していない方は、構成や文言などをぜひ参考にしてみてください(コピペ可)。
【参考】実力派Webライターのポートフォリオ
ポートフォリオを作る際にぜひ参考にしたいおすすめの現役Webライターをご紹介します。
- ライター①|加藤良太さん
- ライター②|ていえみさん
- ライター③|キャンタさん
- ライター④|川並まどかさん
- ライター⑤|もってぃさん
ライター①|加藤良太さん
参照|https://writer-k-medical.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
まず最初にご紹介するのは、2016年から7年連続でランサーオブザイヤーにノミネートされている「加藤良太さん」。
加藤良太さんは、「医療系・会計・法律など法人を中心」に活躍されているWebライターです。
大手化粧会社・税理士事務所・弁護士事務所など、主なクライアントはとお堅い仕事や大手企業であるため、初めて仕事を依頼したい場合でも安心感があります。
「〇〇ジャンルの執筆実績9,000本以上」や、「合計取引社数400社以上」など、数字を意識してアピールしている点はぜひ参考にしたいですね。
ライター②|ていえみさん
参考|https://tei-chan.com/writer-pr/
次に紹介するのは千葉と横浜の二拠点生活を送りながら、Webライターとして活躍されている「ていえみさん」。
主な執筆ジャンルは、「旅行系・イベント系(フェスなど)・アウトドア系」です。
ていえみさんは本人が写っている豊富な写真とセットで実績を紹介しているため、非常に親近感が生まれやすいのがポイント。
素敵な写真と自己紹介の内容がとても充実しているので、「良い人柄が伝わってくるWebライター」という印象が強いです。
ライター③|キャンタさん
参考|https://kyantajob.com/portfolio-kyanta
次に紹介するのは、本職はWebマーケティング会社でオウンドメディア運用を担当し、副業Webライターとしても活躍されている「キャンタさん」。
主な執筆ジャンルは、「Webマーケティング・転職・副業・暗号資産など」です。
キャンタさんは、「リライトした記事」の実績を公開しており、クリック数・CTR・検索順位がどのように改善されたかを紹介しているのが差別化ポイント。
さらに過去に担当した記名記事・クラウドソーシングの案件を画像付きでうまく紹介しており、実績と情報の裏付けが上手い点はぜひ参考にしたいですね。
ライター④|川並まどかさん
参考|https://note.com/g0712007/n/nb059145395c0
次に紹介するのは、相談もできるライターとして活躍されているフリーランスWebライターの「川並まどか(かわなみまどか)さん」。
主な執筆ジャンルは、「美容と健康・女性向けファッション・英語・セールスライティング」です。
本人としては特に専門を決めておらず、「LGBTや環境問題」まで様々なことに関心を持っており、幅広いジャンルの記事が書けることをうまくアピールしています。
さらに趣味や過去の転職履歴などを公開して、様々なジャンルの記事が書けることをわかりやすく整理している点は参考にしたいですね。
ライター⑤|もってぃさん
参考|https://www.bunblo.site/portfolio/
最後に紹介するのは、現役の新聞記者として働きながら、副業Webライターとしても活躍されている「もってぃさん」。
主な執筆ジャンルは、「IT系・人事関係・商品レビュー・時事問題」です。
「新聞記者として紙媒体」、「ライターとしてWeb媒体」の文章が書けるため、お堅い文章と柔らかい文章の書き分けができるのが最大の強み。
「構成・リサーチ・執筆・装飾にかかった詳細時間」を掲載しており、「このライターならスピーディーに記事を書いてくれそう!!」と思わせてくれます。
ポートフォリオを作った後の活用例
最後にポートフォリオを作った後の活用例に関して、以下の通り詳しく解説します。
- 活用例①|応募文とセットで送る
- 活用例②|SNSに掲載して第三者へアピール
- 活用例③|より高単価の案件にチャレンジ
活用例①|応募文とセットで送る
クラウドソーシングなどでライティング案件に応募する際は、必ず応募文とセットでポートフォリオのURLを掲載するのがおすすめ。
なぜならクライアントから、「自分のポートフォリオをしっかり作成して、専門スキルをうまくアピールできるライターだな!!」と思ってもらえるから。
Webライターを始める方はどんどん増えていますが、自分のポートフォリオをしっかり作り込んでいる人はまだまだ少数派なので、ライバルと一気に差別化するチャンスです。
ポートフォリオをWordPressで作成できるようになれば、より採用の可能性がアップします!!
活用例②|SNSに掲載して第三者へアピール
TwitterなどのSNSアカウントを持っているなら、プロフィール欄にポートフォリオのURLを掲載しておくのがおすすめ。
なぜならサイトや企業メディアの編集者は、SNSを使ってWebライターを探しているケースも多いから。
クライアントの編集者に興味を持ってもらえるように、よく情報を整理してパッと見でも理解できるようなポートフォリオページを心がけておくようにしましょう。
WordPressでブログを運営しているのなら、新しい記事を公開する度にSNSで紹介するのも忘れずに徹底するのがおすすめ!!
活用例③|より高単価の案件にチャレンジ
Webライターとして実績を積んでポートフォリオの内容が充実してきたら、「高単価のライティング案件」にチャレンジするのがおすすめです。
なぜならWebライターの収入は、「文字単価」もしくは「記事単価」で決定されるため、単価が上がれば同じ労働量でも収入がアップするから。
ただしクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングは単価が安い傾向があるため、「副業・フリーランス向けのエージェント」を利用するのがおすすめです。
「新規ライティング案件をこなす→ポートフォリオの更新」を繰り返すことが、単価アップのコツです!!
まとめ
今回の記事では「Webライターのポートフォリオの作り方」や、「ポートフォリオに必須の項目」について詳しく解説しました。
簡単におさらいしておきましょう。
- 作り方①|ポートフォリオを掲載する媒体を用意
- 作り方②|クライアントに提示するサンプル記事
- 作り方③|【WordPressの場合】アクセス解析でポートフォリオページを改善していく
- 項目①|自己紹介
- 項目②|あなたの経歴
- 項目③|専門スキルや所有資格
- 項目④|【経験者向け】得意なジャンルの執筆実績
- 項目⑤|【未経験・初心者向け】サンプル文章
- 項目⑥|得意な執筆ジャンル
- 項目⑦|対応可能な業務
- 項目⑧|【未経験・初心者向け】仕事に対するポリシーや情熱
- 項目⑨|報酬の目安
- 項目⑩|連絡先
- 項目⑪|クライアントの評価
実は仕事ができるWebライターほど、「ポートフォリオの内容がわかりやすく充実している」という傾向が強いです。
特に初めて取引をするクライアントからは、ほぼ100%の確率でポートフォリオの提出を求められます。
あなたのライター実績をしっかりポートフォリオにまとめてアピールすることで、高単価案件の獲得も可能です。
まだポートフォリオを作成していない方は、「WordPressでブログを始めること」からスタートしてみてはいかがでしょうか?